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ロスト・シンボル

少し前の本ですが、ダン・ブラウン著「ロスト・シンボル」を読みました。
映画もヒットしたシリーズの第3弾ですね。

やっぱり翻訳ものに付き物の読みづらさを感じるのですが、先入観かなぁ?
英語の教科書の和訳っぽい雰囲気と言うか。
「行間を読む」というような日本的感覚はそぐわないのかもしれませんね。

バチカンを舞台にした第1作「天使と悪魔」や、
ダ・ヴィンチの作品にまつわる謎を追う第2作「ダ・ヴィンチ・コード」に比べると、
フリーメイソンを題材にした「ロスト・シンボル」は、生々しい感じがします。
個人的な感想ですが。

仕掛けがたくさんありすぎる「ダ・ヴィンチ・コード」よりは、
「ロスト・シンボル」の方が読みやすいと思うのですが、
題材がちょっとシュミじゃなかったな。。。
もう少しフリーメイソンについての知識があれば、もっと印象が違ったかもしれません。

3部作を読んでみての結論は、
「やっぱりシリーズものは、1作目が一番面白い」です。
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楽園。

宮部みゆき「楽園」を読みました。
この作品は、「模倣犯」の事件の9年後という設定で、
「模倣犯」で犯人を追い詰めたフリーライターが主人公です。
 
「模倣犯」がとても面白かったので、期待して読んだのですが、
正直言うと、ちょっとがっかりしたかな。。。
 
犯罪を解き明かしていく過程も、人間の心を表現する文章も、
「模倣犯」と変わらず面白いのだけどねぇ。
 
「模倣犯」では、時折スピリチュアルなものの書き方をしつつも、
それはあくまでも人間の心の弱さが生み出すものであって、
現実の犯罪を舞台にしたリアリティのある人間の物語だと思ったのだけど。
 
「楽園」は、、、
 
結論が「超能力」っていうのは、何だかなぁ。
 
超能力が存在するかしないかという議論ではなくて、
こういうストーリーなら、「模倣犯」とつなげないで欲しかったな。
 
ユキヨの読み方が浅いのかもと思って、2回読んでみたのだけど、
やっぱりこのモヤモヤ感は消えませんでした。
 
ただ、結末がユキヨの趣味じゃなかった、ということだけなので、
また次の作品を楽しみに待ちたいと思います。
 
 
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黒い福音。

今日読み終わったのは、松本清張の「黒い福音」。

舞台は戦後の混乱期の日本。
布教活動をするカトリック教会による組織的な犯罪と、外国人神父による殺人。
警察は神父の容疑をほぼ固めながら、最終的には国外に逃げられてしまいます。

この話は実際に起きた事件を元にしており、
著者は綿密な調査を行って小説を書いたそうです。

松本清張の文章って、濃いですねぇ。
どことなく艶かしいというか。
物語に漂う空気の色が、言葉じゃ言い表せない感じです。

テレビで、松本清張原作のサスペンスドラマがあったりしますが、
この文章の艶かしさはテレビでは伝わらないだろうなぁ。

あと、今では一般的でない漢字がたくさん出てくるので、
読むのに時間がかかります。
前にも出てきて、さっきも調べたのに、この字なんて読むんだっけ…。
ってことが何度もありました。

脳の使ってない部分を刺激されました。



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返事はいらない。

またひとつ、宮部みゆきの本を買ってしまいました。

「返事はいらない」。
だいぶ前に書かれた短編集です。

「模倣犯」や「レベル7」などの長編ミステリーは、
ホントに読み応えがあって好きなのですが、
この人の書く文章がいいなぁと思うのは短編集の方かも。

長編に比べるとストーリーは一本道なのだけど、
その分、登場人物の気持ちの描写が秀逸な気がします。

「気持ち」ってものは、「楽しい」とか「悲しい」とかばかりではなくて、
言葉じゃ表せない、なんとも言えない状態の時もあると思うのですが、
宮部みゆきの文章は、登場人物のそういう気持ちを想像させる感じです。

もし自分が登場人物だったら。
あの時あの場面で、どういう選択肢を取るだろうか。
そうしたらストーリーの結末はどうなるだろう。

果たして、登場人物の選択は正しかったのか?
違う選択をするだろう自分は間違っているのか?

宮部みゆきの短編集を読むと、いつもいろいろ考えさせられます。



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ドナウの叫び。

「ドナウの叫び ワグナー・ナンドール物語」(下村徹著)。
久々に、夢中になって読める本に出会いました。

ハンガリーに生まれた彫刻の天才、ワグナー・ナンドールさんの伝記で、
戦時中の功績により英雄となるも、後に亡命者となってスウェーデン国籍を取得し、
日本人女性と出会って日本に渡り、日本国籍を取得して日本で亡くなるまでの物語です。

こんなに次から次へと試練が訪れる人生を送る人がいるのか、という驚きと、
たくさんのエピソードから伝わってくるナンドールさんの人柄の良さと生き方のポリシー。

この本は、ナンドールさんの知人たちからの、
ナンドールさんを日本人に知って欲しいとの願いを受けて書かれたものだそうです。

それは英雄だからでも天才的な彫刻家だからでもなくて、
ナンドールさんの命を懸けた生き方が素晴らしい、これに尽きるのではないでしょうか。

ナンドールさんの個人的なエピソードはもちろんですが、
印象的だったのは、ハンガリーとその周辺国の社会情勢。

ドイツの圧力、ソ連(当時)の侵攻、隣国ルーマニアの裏切り。
共産主義下での監視される生活、国民が民主化に立ち上がる瞬間。

小説のようなドキドキ感と、実話のリアルな恐怖感。
学校で世界史の授業を受けるよりずっと、歴史をもっと知りたいと思うことができます。

ハンガリーには10年以上前に旅行に行きましたが、
この本を読んで、もう1度いろいろ勉強したうえで行ってみたいと思いました。

栃木県には、ナンドールさんの作品が見られる施設があるようです。
こちらはすぐにでも行けますね。

ナンドールさんの物語、たくさんの人に読んでもらいたいです。



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